Public Art Research Center 6[PARC6:Our Place]

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PARC6 公共と芸術フォーラム「21世紀の日本の広場」レポート
9月3日にチ・カ・ホ北3条交差点広場で開催した「公共と芸術フォーラム 21世紀の日本の広場」のレポートをPDFでお読みいただくことが出来ます。
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●Public Art Research Center 6[PARC6:Our Place]

パブリックからアートを考え、アートからパブリックを考える Public Art Research Center[PARC]は、現代のパブリックアートとパブリックスペースを多角的に考察していくアートプロジェクトです。6回目となる[PARC 6]のテーマは「Our Place」。公共空間の運営や活用方法、表現活動などをめぐる議論がたちあがる昨今、公共との関わり方や立場によって発せられる意見や考えは様々であり「公共空間は一体、誰の場所なのか?」「公共性とは何か?」という問いがうかびあがる。そこから「私たちの場所はどこか?」というテーマをかかげ、「Our Place」とした。札幌駅前通まちづくり株式会社が運営する札幌駅前通地下歩行空間(以下 チ・カ・ホ)も開通5年がすぎ、公共の地下通路の両端に広場条例が敷かれるユニークな試みのもと日々賑わいをみせている。この広場が、市民の創造性を引き出し、数多くの経済活動や表現活動などが生まれ、市民の自発的な活動を後押ししているのを目にする。昨年の[PARC5]に引き続き、チ・カ・ホ北3条交差点広場で9月3日に「公共と芸術フォーラム 21世紀の日本の広場」を開催する。本フォーラムで、チ・カ・ホを初め国内外の公共空間が引き出す創造性について考えてゆくことで、広場から生まれる「もの」や「こと」、場所がもつポテンシャルを掘り起こす。これからの広場を考えるにあたり、公共空間の可能性と限界、公共性がもつ問題点と将来像について、全国から有識者をお招きして公共と芸術の議論を深めていきたい。

 

Public Art Research Center 6[PARC6:Our Place]

公共と芸術フォーラム「21世紀の日本の広場」

 

主催|札幌駅前通まちづくり株式会社 
企画|一般社団法人PROJECTA、特定非営利活動法人芸術公社
問い|011-211-6406|info@sapporoekimae-management.jp
URL|http://www.sapporoekimae-management.jp

●9/3 公共と芸術フォーラム「21世紀の日本の広場」

日時|2016年9月3日(土)15:00~18:30
会場|札幌駅前通地下歩行空間|北3条交差点広場(西)

 

出演|北山 恒(建築家)

   深田晃司(映画監督)
   毛利嘉孝(社会学者)
モデレーター|相馬千秋(芸術公社)

 

第1部|15:00〜16:30|講演
北山恒(建築家)
深田晃司(映画監督)
毛利嘉孝(社会学者)
第2部|16:45〜18:30
シンポジウム「21世紀の日本の広場」
出演|北山恒、深田晃司、毛利嘉孝
モデレーター| 相馬千秋(アートプロデューサー)

●登壇者プロフィール

北山恒(建築家|architecture WORKSHOP代表、法政大学教授)

1950年生まれ。横浜国立大学大学院在学中にワークショップ設立(共同主宰)、1995年architecture WORKSHOP設立主宰。横浜国立大学大学院Y-GSA教授を経て、2016年法政大学教授。横浜市都心臨海部・インナーハーバー整備構想、横浜駅地区大改造計画に参画。2010年第12回ヴェネチア・ビエンナーレ国際建築展日本館コミッショナー。受賞歴に、日本建築学会作品賞、ARCASIA建築賞ゴールドメダルなど。主著に『TOKYO METABOLIZING』、『都市のエージェントはだれなのか』(TOTO出版)など。

深田晃司(映画監督)

1980年生まれ。2010年『歓待』で東京国際映画祭ある視点部門作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。13年最新作『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリと若い審査員賞、タリンブラックナイト映画祭で最優秀監督賞を受賞。15年『さようなら』でマドリッド国際映画祭にてディアス・デ・シネ最優秀作品賞。16年『淵に立つ』でカンヌ国際映画祭ある視点審査員賞を受賞。2005年より劇団青年団演出部に所属。

毛利嘉孝(社会学者|東京藝術大学教授)

1963年生まれ。社会学者。専門はメディア/文化研究。東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科教授。京都大学卒業、広告会社勤務後、ロンドン大学ゴールドスミスカレッジでPhDを取得。特に現代美術や音楽、メディアなど現代文化と都市空間の編成や社会運動をテーマに批評活動を行う。主著に『ストリートの思想』(日本放送出版協会)、『文化=政治』(月曜社)、『増補  ポピュラー音楽と資本主義』(せりか書房)。

相馬千秋(アートプロデューサー|特定非営利活動法人芸術公社代表理事)

国際舞台芸術祭「フェスティバル/トーキョー」初代プログラム・ディレクター (F/T09春~F/T13)、横浜の舞台芸術創造拠点「急な坂スタジオ」初代ディレクター(2006〜10年)、文化庁文化審議会文化政策部会委員(2012〜15年)等を歴任。2014年仲間とともにNPO法人芸術公社を設立し代表理事に就任。国内外で多数のプロデュース、キュレーション、審査員、理事、講師等を務めている。2015年フランス共和国芸術文化勲章シュヴァリエ受章。2016年より立教大学現代心理学部映像身体学科特任准教授。photo: Naoaki Yamamoto

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